港区赤坂のアークヒルズに位置する「ANAインターコンチネンタル東京」。
今回はこちらの「キングベッドハイフロアクラブルーム」に宿泊する機会がありましたので、クラブラウンジの様子や他ホテルに比べておすすめできるポイントなどを宿泊記と合わせてご紹介します。
ANAインターコンチネンタル東京のおすすめポイント4選
まず、ANAインターコンチネンタル東京を他ラグジュアリーホテルと比較した時におすすめしたい、と思ったポイントは以下の4つです。
かなりクラブラウンジに偏った内容ですが、とても良いものでしたので実際に比較や写真を示しながら詳しくご紹介していきます。
ANAインターコンチネンタル東京の基本情報
ホテル名 |
ANAインターコンチネンタル東京 |
住所 |
〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目12−33 |
最寄り駅 |
溜池山王駅(13番出口)徒歩1分 溜池山王駅(14番出口)徒歩3分(エレベーター・エスカレーター有り) 六本木一丁目駅(3番出口)徒歩2分 神谷町駅( 4番B出口)徒歩10分 |
駐車場 |
500台(24時間営業・予約不要) 1泊1台¥3,900(※チェックアウト日15:00まで) |
クラブラウンジ |
あり |
チェックイン |
通常15:00〜 |
チェックアウト |
通常11:00〜 |
ANAインターコンチネンタルホテル東京はかつて東京全日空ホテルとして1986年に設立された歴史あるホテルです。
現在はANAとIHGが資本・業務提携を2007年に行ったことで、IHGホテルズ&リゾーツに所属し名称も改められました。
知名度は5つ星ホテルと比べると劣るかもしれませんが、ミシュラン・ガイドのホテル部門で2020年まで10年以上連続で4つ星を獲得しています。
ANAインターコンチネンタル東京の客室種類と料金比較
2022年10月土曜日宿泊のIHGホテルズ&リゾーツの公式価格設定を見ると、客室種類と広さ・1室料金は下表のようになっております。
部屋のタイプ | 広さ | 税込1室料金 |
---|---|---|
1クイーンベッド クラシック | 28〜30平米 | 51,000円〜 |
2シングルベッド クラシック | 28平米 | 同上 |
クラシック | 22-30平米 | 同上 |
2シングルベッド プレミアム | 32平米 | 50,000円〜 |
アップグレード クラシック | 28-32平米 | 同上 |
1クイーンベッド クラシック ミドルフロア | 54,500円〜 | |
2シングルベッド クラシック ミドルフロア | 同上 | |
1キングベッド クラシック ハイフロア | 57,000円〜 | |
1キングベッド プレミアム ハイフロア | 60,000円〜 | |
1キングベッド ジュニアスイート | 52平米 | 同上 |
1キングベッド クラシック ハイフロア クラブ | 28平米 | 79,000円〜 |
1キングベッド プレミアム ハイフロア クラブ | 32平米 | 81,000円〜 |
2シングルベッド プレミアム ハイフロア クラブ | 32平米 | 81,000円〜 |
1キングベッド 月スイート クラブ | 52平米 | 113,000円〜 |
1キングベッド 鳥スイート クラブ | 56平米 | 120,000円〜 |
1キングベッド 風スイート クラブ | 65平米 | 133,000円〜 |
1キングベッド 花スイート クラブ | 86平米 | 207,000円〜 |
2ベッドルーム 雅スイート クラブ | 157平米 | 367,000円〜 |
今回宿泊したのは1キングベッド クラシック ハイフロア クラブの部屋のため、丁度中間くらいの位置づけのお部屋です。
かなり部屋の種類数が多いですが、2ベッドがツイン、1ベッドがそのまま1つのベッドの部屋で、クラブと付くとクラブラウンジにアクセスできる部屋となっています。
1キングベッド クラシック ハイフロア クラブの予約サイト別料金目安
キャンペーン実施の有無やポイントの還元などで変わってくる部分はありますが、旅行予約サイト別に2022年10月土曜日の料金をまとめています。
旅行予約サイト | 税込1室料金 | 公式サイトとの差 |
---|---|---|
楽天トラベル | 72,000円〜 | 〜△7,000円 |
じゃらん | 67,000円〜 | 〜△12,000円 |
JTB | 77,000円〜 | 〜△2,000円 |
一休.com | 77,420円〜 | 〜△6,580円 |
るるぶ | 75,445円〜 | 〜△3,555円 |
Yahoo!トラベル | 77,000円〜 | 〜△2,000円 |
Relax | 79,000円〜 | ±0円 |
ポイント(PayPay)の還元を含めるとYahoo!トラベルが通例10%還元なので△9,700円となりますが、じゃらんが安い傾向があるようです。
他のサイト方法(1番お得な場合多し!)
運の要素が大きく絡みますが、上記サイトよりも安く宿泊できる可能性があるのは、①Relax✕auスマートパスプレミアムの組み合わせと②agodaの2種類です。
Relax✕auスマートパスプレミアム
こちらが今回私が使用した宿泊方法で、ラグジュアリーホテル予約サイトのRelaxとauスマートパスプレミアムを組み合わせる方法です。
auスマートパス会員になると、毎月三太郎の日(3日・13日・23日)にRelaxで使用できるクーポンくじ引きをすることができ、その場で3%・5%・10%・15%・20%・30%オフいずれかのクーポンを入手できます。
20〜30%オフクーポンの確率は低めですが、15%以上のクーポンが当たれば先に紹介したじゃらんに並びんでしまうのでかなりお得です。
agoda
まず、agodaは海外を中心に展開している旅行予約サイトで2022年にはCMが放送されたため、名前は知っているという方が多いと思います。
このagodaはかなり頻繁な価格変更(というよりもページをどこ経由でいつ開くかで値段が毎回変わる…)を実施しているせいかとても安い料金設定の時ちょくちょくあります。
そのため、1回agodaで価格をチェックしてみた方が良いと思いますので時間のある方は試してみていただきたいです。
★≫agodaでANAインターコンチネンタルホテル東京の料金を見る
チェックイン
池山王駅で電車を降り、最寄りの13番出口からアークヒルズへ向かって歩きます。このルートがおそらく1番近く、屋根のない部分を歩くのが2~3分程度で済みます。
ただ、このルートだとANAインターコンチネンタルの背面から行くことになるので、六本木一丁目駅側からの方が気分が上がるのでおすすめです。
通常、ロビーでのチェックイン手続きとなりますが今回はクラブフロアである「キングベッドハイフロアクラブ」のお部屋予約でしたのでクラブラウンジでのチェックイン手続きです。(ラウンジは後ほど詳しくご紹介します)
大規模ホテルの土日宿泊でしたが、クラブラウンジでのチェックイン手続きは着席した状態でゆったりできました。
客室(1キングベッドハイフロアークラブルーム)
ベッドがキングサイズ1つかツインタイプかなど細かい違いはありますが、今回宿泊した部屋のタイプは下表の黄色マーカー部分です。
部屋のタイプ | 広さ |
---|---|
クラシック/コージー | 22〜28平米 |
プレミアム | 32平米 |
クラシック/プレミア クラブ | 28〜32平米 |
スイート クラブ | 52〜86平米 |
大きさとしてはプレミアムと同等ですが、内装の違いに加え、クラブラウンジへのアクセス権があることが特徴になります。
ベッドルーム
「金継ぎ」をモチーフとしたデザインとなっているため、クッションや椅子などのインテリアの随所に上品に金色が使用されています。特にラグには金継ぎのような線がデザインされており、日本の古き良さを感じられるデザインです。
机やインテリアは全体的にスッキリした大きさとなっているため、ガッツリと1日ワーケーションを検討されている方には狭めかもしれません。
ただ、それを補って余りあるほど窓際のソファーは大きく快適なため、窓際でゆったり陽光のもと過ごしたい、という方にはオススメです。
グラスやケトルはコーヒーマシンの上部と下部に分けられて収納されています。
見た目よりも多くのカップやグラス類が収まっておりスッキリとした内装になるよう収納までこだわっていることが伺えます。
また、テレビ脇に充電スペースがあるタブレットが便利で、こちらからルームサービスなどの注文が可能です。個人的にはフロントに電話をかけるのが億劫な時もあるので重宝しました。
また、テレビのチャンネル操作などもタブレットから行えるため、部屋の中どこからでもタブレット1つで様々なことができる、という点は他のホテルであまり見ない魅力です。
バスルーム
バスルームはトイレと洗面スペースが一体のユニットタイプですが清潔さが感じられ、むしろコンパクトで良いとすら思う作りでした。
注意点としては洗面スペースの横はシャワーブースのみとなっておりバスタブがない点です。湯船が好きな方、秋冬の宿泊を検討されている方はじっくり検討されたほうが良いかもしれません。
ただ、私も秋〜冬にかけて滞在したのですがラウンジ含めホテル全体の空調が行き届いており、特段バスタブはなくても良いかもしれないと思いました。
アメニティ
くし、歯ブラシ、シャンプー、シャワージェル、ボディソープといった一通りのものは揃っているため持ち込みは最小限でも問題ありません。
くしも個包装で包まれており清潔感があります。
また、バスアメニティはロクシタンのメールミストラルのシリーズでした。プロヴァンス(フランスの南東部地域)をイメージした爽やかな香りとのことで個人的にとても好みでした。
クラブインターコンチネンタルラウンジ
部屋の名前に〜クラブと付く場合、35階のクラブインターコンチネンタルラウンジに無料で入ることができます。ここのラウンジは国内最大級の広さとのことで楽しみにしていたのですが本当に広かったです。
様々なタイプの座席があり、座席と座席の間の間隔もかなり広い印象を受けました。コロナ渦のため座席数を調整している面もあるかもしれませんが、他ホテルよりは確実にゆったりと過ごせると思います。
今回は朝食とアフタヌーンティーとイブニングカクテルをいただきましたので写真を交えつつご紹介します。
朝食
朝食はブッフェスタイルではなく、セットメニューから選択するタイプでした。洋食はよくある卵料理をセレクトするタイプで、エッグベネディクトをいただきました。
余談ですが当ブログの朝食は管理人の好み上、エッグベネディクトに偏りがちです。
また、和食などもセレクトできるのは通常のホテルと同一ですが、にゅうめんなどもセレクトできました。なかなか朝からにゅうめんを食べる機会は少ないので嬉しいですね。
アフタヌーンティー
クラブフロアのアフタヌーンティーは特に予約することなく、いただくことができます。(状況によるかもしれないのでご注意ください)
アイスカフェラテとホットのカフェラテをオーダー、フレッシュな酸味の効いた味でとてもおいしくいただけました。
この時のお茶菓子はこのようなレパートリーでした。種類は変わるかと思いますが、量的には程よいくらいだと思いますのでお腹はある程度すかせておけば充分です。
いちごのムースが個人的にとても気に入りました。
イブニングカクテル
イブニングカクテルは冷菜はブッフェスタイルでの提供、温菜は決まったセットでの提供でした。コロナ渦で中々ブッフェスタイルは無かったこともあり気分も上がります。(感染対策はマスク必須・アルコール消毒・都度準備された手袋着用要と万全でした)
ブッフェでのメニューも豊富で、特に手まり寿司が美味しかったです。
温菜はお肉、お魚、点心をいただけました。(写真は2人分です)
時間設定的に夕食前の軽食、といった扱いですがブッフェスタイルな点も踏まえて夕食として充分なボリュームだと感じました。夕食を別途予約されている方は温菜のみにするなどでご調節されることをおすすめします。
ANAインターコンチネンタル東京のレストラン
今回はクラブラウンジでの食事でしたが、ANAインターコンチネンタルホテル東京には比較的お手頃なレストランも多いので予約先と合わせてご紹介いたします。
チェックアウト
クラブラウンジでのチェックアウトのため規模の大きなホテルながら一切待つことなくチェックアウトできました。広々としたラウンジが特徴的でゆったり贅沢な時間を過ごせるホテルのため、また訪れたいと思います。
あいにくの曇り天気ですがラウンジの窓から国会議事堂が見えましたので1枚撮影しました。国会議事堂が見たい、という方はなかなか稀有かと思いますが探してみても面白いかもしれません。