夫との家事や育児の分担にはまずルーティン(繰り返し)化がおすすめ

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・分担しようとしてもなぜか上手くいかない
・夫に家事や育児の作業を一から説明するのは面倒
・家事や育児を分担するには何から始めれば良いのか?

上記のように夫(旦那)と家事や育児を分担しようと思ったけどどうすれば良いか分からない、上手くいかない、という悩みを持つ人は多いでしょう。

この記事で、分担しようとしても上手くいかない理由、家事と育児を夫婦で分担するにはまず何から始めるべきか、夫へのやり方説明はどうすれば簡単にできるのか、についてご説明します。

家事や育児の分担が上手くいかない理由は?

まずは、家事や育児の分担が成功しにくくなる原因についてご説明していきます。主な原因は以下の2つです。

夫に家事や育児の分担を思いついた時その都度伝えている

必要な家事や育児を気づいた時にその都度夫にするよう伝えるのはごく普通ですが、その際に次からやってね、といった分担の提案をすることはおすすめできません。

主体性に満ちた旦那さんなら次回からこなす可能性もありますが、下表のようにフルタイムで働く女性と男性でも家事に費やす時間には大きな差がある状態のため、あまり期待はできないでしょう。

効率良くできない夫を見てつい手を出してしまう

夫の家事や育児がおぼつかないのを見かねて手を出してしまうと、家事や育児の分担の妨げになってしまいます。

育児で子供にとって危険なこと(ミルクを熱いまま与えようとするなど)を見つけた場合はすぐに止めてOKですが、効率が悪いだけであれば、手を出さないことをおすすめします。

手を出すことが家事や育児の分担の妨げになる理由は、夫から家事を一時的に取り上げることになるため、もうやらなくていいや、次も妻がやってくれるだろう、といった気持ちが生まれやすくなるためです。

リンク:二度手間の回避

家事や育児を分担する前にルーティン化することのメリット

家事を夫婦で上手く分担するには、家事をルーティン(繰り返し)の作業に落とし込むことがおすすめです。

ルーティンにして分担した家事や育児はもう都度頼む必要がない

一度家事や育児の流れをルーティンに落とし込み夫に任せる、といった分担を行えばもうそのルーティンに含まれる作業を夫に都度依頼する必要がなくなります。

例えばですが朝の準備の内、朝ごはんの作業をルーティンに落とし込むと以下のようになります。

順番 時間 To Do
1 6:30 起床・洗面所で顔を洗う
3 6:40 食パンをトースターで焼く
2 6:43 電機ケトルに水を入れお湯をわかす
4 6:45 焼けた食パンにジャムを塗って食卓に置く
5 6:50 わいたお湯でコーヒーを入れ食卓に置く
6 6:55 野菜室からカット野菜を出し器に盛り机に置く
8 7:00 朝食
9 7:30 全ての食器をシンクに置いて水にひたす
10 7:35 ケトルの残り湯を捨てふたをあけておく(乾燥)

食パンと野菜とコーヒーだけの簡単な朝ごはんですがルーティンとして整理すると作業は意外と多くなります。

手間ですが上記を自分の家庭の様々な家事において作成し、紙面で貼りだしておくなどした上で夫にこれからやるように指示すれば、多くの旦那さんが対応できるでしょう。

ルーティン化した家事や育児は誰でも素早くできるようになる

ルーティン化できた家事や育児は次にやるべき作業がはっきりしているため、誰がやっても作業スピードが速くなります。

また、作業内容が書き出された紙面を繰り返しみることになるので、作業の忘れや抜け漏れを防止することも可能です。

ルーティンに落とし込めば家事や育児にまだ慣れていない夫でも段々と滞りなくこなせるようになるため、妻が煩わしく思い手を出してしまう回数も減るでしょう。

ルーティン化+夫に分担することがおすすめの家事・育児

夫がフルタイムで仕事をしている場合、仕事後の家事は残業などの影響で後回しにされてしまいがちです。先程例で挙げた朝食の準備のようにできる限り朝の家事をルーティン化して分担することをおすすめします。

ほ乳瓶の洗浄・消毒

ほ乳瓶の洗浄、消毒は個々の作業は単純ですが意外と手間のかかる作業、かつ朝に実施可能な作業のためルーティン化+夫への分担がおすすめです。

例えば簡単な内容ですが電子レンジ消毒に対応したほ乳瓶の洗浄、消毒は以下のようなルーティン化ができます。

順番 時間 To Do
1 7:30 使用したほ乳瓶を分解し洗浄する
2 7:38 消毒用の器に指定の量の水、ほ乳瓶を入れる
3 7:40 決まった時間・W数でレンチンする(5分前後の製品が多い)
4 7:50 やけどに注意しつつ取り出し乾燥させておく

作業自体は単純なため、一度ルーティンとして夫に覚えてもらえば問題なく分担することができるでしょう。

また、今回ご紹介した電子レンジでの殺菌消毒に対応した製品などについてもっと詳しく知りたい方はこちらを参考ください。

調味料の買い出し・補充

調味料の買い出しや補充はあまり朝にできる家事ではありませんが、退勤後に買ってきてもらうことが可能なため、ルーティン化+夫への分担がおすすめです。

調味料など日用品や食品の場合、買うこと自体をルーティン化するのではなく、無くなった(またはそろそろ無くなる)タイミングからルーティンに組み込むようにしましょう。

例えば簡単な内容ですが小麦粉がそろそろなくなりそうだと気づき、購入、補充するまでのルーティンは以下のようになります。

順番 タイミング To Do
1 気付いた時 小麦粉がなくなりそうだと気づく
2 気付いた時 保管場所にストックがあるか確認
3 気付いた時 ストックが無ければ共有のメモアプリやライティングボードのなくなりそうな物欄に小麦粉を記載
4 毎日 なくなりそうな物リストをチェックする
5 なくなりそうな物があった時 なくなりそうな物があれば退勤時に購入
6  なくなりそうな物があった時 帰宅次第保管場所にストック、または補充する

時間ではなく、ルーティンに入るべきタイミングを合わせて記載するようにすると分かりやすくなります。

まとめ

・分担しようとしても上手くいかないことが多い理由は、思いついた時に家事や育児の分担を伝えたり、夫がつたない家事をしていると手伝ってしまったりするため。
・家事や育児を分担するには分担したいことをルーティンにあてはめていくことがおすすめ。ルーティン化して紙面に書き出すなどしてしまえば、夫に一から説明する手間が省けるだけでなく、素早く抜け漏れなくできるようになる。
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