このページは以下のような疑問にお答えする内容になっています
マスキングテープを収集している人はmtの名前を見かけたことがあると思います。
実はこのmt、倉敷市発祥で今でも拠点を倉敷に置いています。
しかし、mtについてマステにロゴが書いてある、くらいしか知らない人も多いでしょう。
そこで今回は、mtとはそもそも何か、倉敷観光でmtをおすすめする理由、アクセスなどについてご紹介します。
mtは実はマスキングテープのブランド名
まずは、mtがそもそも何なのか、という点からご説明いたします。
カモ井加工紙株式会社のブランドマステがmt
マスキングテープにmtと大きく標記されていますが、これはブランドの名前です。
mtと標記されたマスキングテープを製造はカモ井加工紙という会社が製造・販売しています。
カモ井加工紙がmtを販売開始したのは2008年で同年にグッドデザイン賞を受賞しています。
2008年以前はマスキングテープはほぼ工業用のシーリング用途のみの使用でした。
(シーリングテープとは、補修・防水・結束などを目的に工事などで使用されるものです)
そのため、マステ人気はカモ井加工紙が牽引・火付け役と行っても過言ではないくらいなのです。
カモ井加工紙は元々マスキングテープ会社ではない
カモ井加工紙の創業は1920年代で、当時の主力製品はハエ取り紙でした。
ハエ取り紙とは粘着テープを天井からつり下げ、ハエを粘着させ駆除する、という道具です。
ハエ取りの粘着テープ作りのノウハウがマスキングテープに活かされていると思うと驚きます。
また、現在のカモ井加工紙の収益はほぼマステですが、今でもハエ取り紙を販売しています。
ご参考までにこんな感じです。夏の小バエにお悩みでしたら役立ちますよ
倉敷観光ならmtの工場見学を狙いたい!アクセスは?
次はカモ井加工紙の工場見学やアクセス情報についてご説明します。
カモ井加工紙でmtの製造現場を見学できる
カモ井加工紙では年に1シーズンmt製造現場の工場見学を行っています。
マステの人気の高まりとともに例年大人気のため抽選制となっていますのでご注意ください。
毎年1月中旬に募集要項が発表され、2月応募受付発表、3~4月に見学、というスケジュールです。
そのため、抽選結果が分かってから旅行計画を立てることも可能になっています。
私が実際に行った時は限定の手提げ袋を1つとマスキングテープを2ついただけました。
工場見学でしか入手できないプレミア物のため、是非応募して行ってみてください。
mtの工場見学はバスのみでアクセス可能
カモ井加工紙の工場は倉敷駅や美観地区といった観光エリアから離れています。
しかし、送迎は近くのカモ井パーキング(カモ井加工紙の本社跡地の駐車場)からバスが出ます。
カモ井パーキングは倉敷駅から徒歩5分程度のため観光で車が無い人でも問題ありません。
mtの限定品を売っている美観地区のお店
次はmtの限定品を扱っている美観地区のお店をご紹介します。
大原美術館のミュージアムショップにもmtあり
倉敷市の美観地区にはエル・グレコの絵画があることで有名な大原美術館があります。
その美術館の売店として併設されているのがミュージアムショップです。
そして、ミュージアムショップで売っているmtのマスキングテープは限定品になっています。
そのため、通販や東京のイベントなどで購入することはできません。
分かりやすく「大原美術館限定」のコーナーに置いてあるので是非手にとってみてください。
また、ミュージアムショップに入るのに入場料などはかかりません。
大原美術館のアクセス等詳しくはこちらです
如竹堂はmtを買える穴場スポット
如竹堂は倉敷市美観地区の中にある文具店です。
マスキングテープと便せんを中心に取り扱っており、品揃えは倉敷随一となっています。
また、このお店では倉敷限定のmt「倉敷町屋テープ」を購入可能です。
mt以外の会社のマステも大量に取り扱っているため、きっとお気に入りが見つかります。
マステの買い貯めに備えて大きめのスタッキングケースなどを準備してから行きましょう。
さらにmt購入もできる美観地区おすすめカフェはこちらです