このページではマーベルから発売された待望の新作「天穂(てんすい)のサクナヒメ」のプレイレビューをしていきます。
ネタバレ込みなので気になる方はここで引き返してくださいね!
サクナヒメと仲間達の邂逅
ゲームを開始すると5人の人間が橋(天浮橋)を暗い表情をしながら歩いて行くシーンになります。
なんだか暗いゲームなのか…?と思いきやすぐに天の声(たまじい)がコメディタッチに変わるのでご安心ください。
天穂のサクナヒメはストーリーを通して全体的に苦労する場面が多いのですがそれを皆で明るく乗り切っていこう!というスタンスなのでどんな人にもお勧めできます。
逆にシリアスな重みやリアリティとかを求める人には物足りないかも?
重厚なストーリーとシリアスめな展開をお求めの場合、十三機兵防衛圏などが良いと思います。
話は逸れましたが、人間5人が橋を渡っていると石丸という敵が現れ、人間5人を攻撃しようとしてきます。
どうやら人間5人の内田植門と呼ばれた大柄な男性と同じ山賊一味に所属していた人間で他4人をつれて逃げたことが許せず処分しに追いかけてきたようです。
石丸の小物臭がスゴイ…
この石丸と田植門が言い合いをしていると満を侍して本作の主役、サクナヒメが泥酔しつつ登場します。
人を珍しがって絡む流れなのですが、どう見てもただの酔っ払いです。天の声(タマじい)に諫められてもひるみません。
明らかに見た目未成年飲酒ですが神だし可愛いのでセーフです
サクナヒメはかなり神らしいといえばらしい横柄な感じの態度(作中ではこのサクナヒメの成長も凄い大事で感動ポイント)なので人同士の争いを止めようとはしません。
しかし、神の上等な着物を目に留めた石丸はサクナヒメをガキ呼ばわりし、身ぐるみをはごうとします。
その結果がこちらです。
見た目少女ですがやはり神のキック力…(関係あるのか?)
石丸さんは無事に天浮橋から蹴り落とされ、行方不明となります。
その後サクナヒメは人間達に引き返すように言い残し頂の世に飲み直し…でなく引き返していきます。
しかし、田右衛門達人間は麓の世で戦や飢饉から逃れてきたのでご飯にありつけるのでは…と考えサクナヒメの後を追い頂の世に踏み込んでいってしまいます。
頂の世(神の世界)に人間が侵入~ヒノエ島への旅立ち
サクナヒメは人間達が後を追ってくるとは思わず、友人と飲んだくれています。
この歯車をしょった神様はココロワヒメちゃんでサクナヒメの友達、犬のような神はタマじいでサクナヒメの育ての親です。
サクナヒメは豪快な態度ですがココロワヒメは何だか元気がない様子…これは後々一騒動を起こすことになりそうです。
そんなやり取りをしているとサクナヒメの前を人間達が横切ります。
それを見たサクナヒメは頂の世に人間を招き入れてしまった責をとがめられるのでは…?と思い人間達を止めに奔走することになります。
ここで簡単な戦闘のチュートリアルが入るのですが人間を追いかける簡単な操作なので割愛しますね
チュートリアルの頑張りもむなしく、人間達を止めることに失敗したサクナヒメは主神カムヒツキ様に捧げるはずだったお米を餞殿ごと吹き飛ばしてしまいます。
そのことを主神カムヒツキに弁明する様子がコチラ
泣きべそなサクナヒメも可愛い…!!
泣きながら餞殿が吹き飛んだのは人の子達のせいであると訴えますが、カムヒツキ様からは人の子に責をなするとは神に非ずと普通に怒られます。
また、怒られるだけでなくヒノエ島という鬼が巣くう島の調査を命じられ都(御柱都)から追放されていまいます。
カムヒツキ様から語られる鬼島(ヒノエ島)の全景はこのような感じ。完全な離島です。済んでいる鬼達もなかなか強そうな雰囲気です。
更に田右衛門達人間も天浮橋がかかるタイミングが分からないため、一旦サクナヒメと共にヒノエ島の調査に行くことになります。
こうして天穂のサクナヒメの舞台へと旅だって行くのでした…
サクナヒメ行くの嫌がり過ぎて最後田右衛門に連行されてるけど…
天穂のサクナヒメ攻略プレイレビュー①(ネタバレ有)のまとめ
ここまでがゲームの導入として最初に語られる部分なのですが、なんと全編フルボイスでキャラがぬるぬる可愛く動き回ります。
用語が少し難しかったり、話し言葉が少し古い日本語のため難しかったりはありますが、少人数で製作したゲームとは思えない程の完成度です。
特に主役のサクナヒメは表情豊かで傲慢な態度もかなり上手く表現されています。(これが段々成長していく様子も凄くイイんです…)
ここまで導入が丁寧なゲームに出会ったのは久しぶりでこれからのゲームプレイへの期待度がかなり上がります。